研修最終直前には、WHOが新型コロナのパンデミック宣言、米国では「非常事態宣言」を発表する事態に至りましたが、辛うじて全日程を無事終了し、帰国することができました。
機関訪問では、世界銀行、IMF、アジア開発銀行などの国際機関を訪問し、国際機関の役割や世界の最前線で活躍するプロフェッショナルとの貴重な面談と意見交換を行いました。大使館では大使館の役割やキャリアパス関して、JICAでは二国間の国際協力・開発の取組みに関して、熱心に耳を傾け活発な意見交換を行いました。また新鋭の若手起業家も訪問し、事業の背景・経緯、現在の事業や将来の展望、更に彼らの生き方や考えからについて聞く貴重な体験もしました。米国司法省も訪問し、米国の司法制度や司法省の業務や役割についてヒヤリングを行いました。 大学訪問では、ジョージワシントン大学やアメリカン大学を訪れ、講義受講・参加や学生意見交換会を通して、日米の文化・風土また教育の違いについて学びました。ミートアップ・イベントでは、若者のネットワーキングを通し、国を超えた交流と親睦の機会を得ました。
ボランティア活動では、Martha’s TableとDCCKの2つの活動に参加。特に、Martha’s Tableでのホームレスへの食事の提供は、驚きの連続。社会格差の現実・社会の表裏に触れると共に、日本では考えられないホームレスとの関係など、貴重な体験をしました。就労プログラムを取り入れたソーシャルビジネスDCCKでは、貧しい地域の学校他に提供する食事造りに参加しました。