2020年には、WHOが新型コロナのパンデミック宣言、米国では「非常事態宣言」を発表する事態に至り、今回は協会初のオンライン研修プログラムの催行となりました。 本プログラムの目的は、オフライン研修プログラムに引き続き、日本から参加する学生が、米国での提携機関における学生や各界の最前線で活躍する社会人との交流を通じて、ワシントンD.C.でのリーダーシップや異文化交流、 社会問題に対する解決策など学ぶことです。様々なセクターのリーダーとのディスカッションや参加者同士のコミュニケーションを通じて、日本国内・国外問わず活躍できる次世代を担う真のグローバル人材育成を目指し、オンラインならではの研修プログラムを実施しました。
オンライン機関訪問では、Brookings Institute、Wilson Center、CSIS (Center for Strategic and International Studies) 、US-Asia Institute、World Politics Review、Center for American Progress、世界銀行東京オフィスリサーチ・セミナー、マンスフィールド財団(東京)などのシンクタンク・国際機関を訪問し、国際機関の役割や世界の最前線で活躍するプロフェッショナルとの貴重な面談と意見交換を行いました。特に、グローバルやアジアに関係する課題、米中関係の展開、米国大統領選挙の行方、コロナ後の世界の秩序、SGDs(持続可能な開発目標)などホットトピックに関して積極的にディスカッションを行い、未来の世界情勢について知識を深めました。
さらに、新鋭の若手起業家にもお話を聞き、政治経済的な観点だけではなく、ビジネス的な側面にも熱心に耳を傾け、活発な意見交換を行いました。